CALFA NSS SYSTEM (カルファ・エヌエスエス・システム) | |
少しでもレジオネラ感染発生件数の減少になればと思います。 以下の3点が「レジオネラ感染リスク」を格段に減らす 「最も重要なポイント」です。 |
どうしても、ろ過器はその特性上(湯水の流速が遅くなり)バイオフィルムが作られやすい箇所の1つです。 常に塩素剤がろ過器の手前で注入されているはずですが、一度、バイオフィルム化(生物膜化)してしまうと、どんなに優秀な殺菌剤でもコロニー内部まで塩素系殺菌ガス(ClO-) は、到達出来ませんので 、内部に生息するバクテリアは生存し続けてしまいます。 そしてpH(アルカリ泉など)、入浴者数 (アンモニア・尿素)等から殺菌効力は著しく低下します。 効力が落ちた水質環境で大量のレジオネラ菌が放出された場合、浴槽、バイブラ、打たせ湯など全てに混入されます。ろ過器は必ず、頻繁に「逆洗浄」を行ってください。 | |
また、塩素 (その他1種類の殺菌剤) のみでの殺菌では、 次第にバクテリアも「耐性」を持ち始めます。(塩素に強いバクテリア)営業終了後、ヘアーキャッチャーにCALFA SPACを入れ、ろ過器内をリセットされる事をお勧めいたします。 是非、「規定量の塩素を入れていたのに、どうしてレジオネラ菌が生きていたんだ?」 なんて事にならない様にしたいものです。 |
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「配管洗浄」と言うよりも「ろ過材(砂)を洗う」と言った方が正確でしょう。天然温泉ではなく、上水(水道水)のお風呂でも、やはり 6ヶ月に1回程度は「洗浄剤」を使用して「ろ過材(砂)」から病原菌・バクテリア類の生物系も含め、同時に有機化合物 (油脂・皮脂)など全ての不要物を、キレイさっぱりと「洗浄」しましょう。 洗浄を怠ると、まずは「砂上部(表層部)」から「ねちゃねちゃ」に粘性を伴っていきます。砂ろ過器内部「砂の固着」・「浄化能力の低下」。最後は「逆洗浄不可」となり、大規模な「砂ろ材交換作業」が必要になります。 |
ろ過砂の接写イメージ |
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一般の方は「砂ろ過内部を見た事がない」と言う方もたくさんおられると思います。内部は砂で濾す(こす)ので、かなりの高圧になりボルト・ナットの取り外しが大変だからです。 |
塩素剤等の「殺菌水」では、どんなにたくさん入れてもろ過砂に付着した「油脂・皮脂」は洗浄出来ないのが良くわかると思います。 |
洗浄の目安としては「入浴者数」と大きく関わります。●土日の2日間で「1,000人」の入浴者数を超える人気店は6ヶ月に1回の洗浄をお勧めいたします。 ●「2,000人」を超える超人気店は3ヶ月に1回をお勧めいたします。嬉しい悲鳴ですね。 | |
その中でも頻繁に洗浄を行うべき浴槽(系統)は「その店舗の目玉風呂」(人気風呂)でしょう。例えば「景色が一望できる露天風呂」「和風庭園のような美しい風呂」「入浴剤が日替わりで変わる風呂」等は保有水量に対して入浴者数が多かったり、また外部からバクテリア・栄養素・異物が入りやすいからです。 | |
つまり「最も汚れやすい」危険な系統は「少ない水・少ない洗浄剤・短い時間」でもよいのでとにかく「小まめに」洗浄。これ、衛生管理の「鉄則」です。その一方で、水風呂等は入浴者数が限定されるのと温度がバクテリアの増殖温度ではないので「目玉風呂」よりかはずっと回数が少なくて良いと思います。 | |
「全ての系統を一日で洗浄」となると大変な作業と水を必要としますので、系統を分けて「今月はこの系統」・ 「来月はこの系統」と 系統毎に定期プログラム化 し「洗浄作業」をする事が最も望ましいででょう。 |
浴槽と浴槽を直接配管で結び、一定の水位を保つために設けられる「連通管」。 内部は水の動きが極端に悪いため、すぐにバクテリア・バイオフィルムの温床となりやすい箇所です。 | |
泉質、入浴者数などにもよりますが「長い連通管」がある場合、ほぼ高い確率でバイオフィルムが生成されていると考えて下さい。理想は毎日、最低でも2日に1度は連通管のドレンから水を抜き、入れ替えてください。 | |
洗浄の際に、連通管を重点的に洗浄するには、持ち運び可能な「簡易型水中ポンプ」を1台と、長いホースをご購入いただいて「浴槽A」から水を吸い「浴槽B」の連通管入口に吐き出させ、連通管に「流速」と「洗浄時間」を与えて下さい。 | |
※連通管は必ず洗浄して下さい。 ここは最も 「バイオフィルムが出来やすい箇所」 です。 |
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また、「簡易型水中ポンプ」は、いろいろな場面で便利です。 例えば、下記の図ように「かけ流し風」のオーバーブロー「回収溝」がある場合、回収槽へ向かう配管も洗浄しなければならない為、洗浄水(洗浄剤)も営業時と同じ水位にして循環しなければいけません。 |
「簡易型水中ポンプ」があれば、浴槽から洗浄水を吸い上げて、回収溝の吸込口に直接流せば、オーバーブローの水位まで洗浄剤(洗浄水)を精製する必要がなくなる為、洗浄コストも実に「経済的」になります。 | |
※回収槽・回収配管もまた、必ず洗浄して下さい。 ここも「バイオフィルムが出来やすい箇所」 の一つです。 |
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これまで専門業者に依頼して、大量に危険な薬剤を使用して行う洗浄では、コスト的に「年に1度」しか出来なかった管理者様も「CALFA NSSシステム」と「簡易型水中ポンプ」があれば、気軽に「年に2度、3度」行う事が出来るようになるでしょう。 | |
「安価」で「安全」な薬剤で、施設のスタッフ様だけで洗浄できるので、洗浄頻度もこまめにすれば、「バイオフィルム生成」「レジオネラ感染症のリスク」は大幅に低減し「お客様・営業面への安心度」は飛躍的に上がります。(3つの「安」)をご提供します。 | |
洗浄をこまめに行っていただくと、配管内/熱交換器内の不要物も、こまめに除去出来ますので、年間で使用する「光熱費」の削減に成功します。マネジメント側から見ると「削減出来た光熱費」を「洗浄剤」に充てたとしても、まだお釣りがくるでしょう。 しかも、「安全」「安心」を手にした上にです。 | |
話を戻しましょう。 簡易型水中ポンプの便利さはまだあります。「すすぎ水」を貯めるのに、新水を入れながら、他の浴槽からも抜き取り、送水出来るので飛躍的に時間を節約できます。そんなに能力の高い (高い水圧を出す) 高価なモデルは要りません。 1台お持ちになっていると非常に便利です。 | |
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※特に弊社と上記製品のメーカー様とは深い関係ではございませんが、ご参考までに。 |
簡易型水中ポンプを利用した、連通管・回収配管の集中的洗浄は「過酸化水素」の洗浄では出来ません。 理由は単純です。「危なくて作業員が近づけない」からです。 |
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また、過酸化水素は、「バイブラ」「ジェット」「バブルミスト」系のエアレーション設備も動かしながらの「稼働洗浄」は出来ません。理由は同じく「設備・作業員が危ない」からです。レジオネラ菌を空間中にまき散らす「エアロゾル設備」。ここが隅々まで洗浄出来なければ、洗浄剤としては致命的です。 |
設備上の問題点 |
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最も基本的で、最も重要なのは、「バイオフィルム化させない」事です。 バクテリアの段階で死滅させてしまうのが、最も理想的なリスクヘッジです。バイオフィルム(生物膜)の主成分は「たんぱく質」ですので、フィルム化してしまうと、どんなに優秀な殺菌剤でもフィルム内部まで届かずレジオネラを死滅させる事は出来ません。 | |
繰り返しますが、それは「火災警報」と同じです。 「火災報知機」を作動させている原因である「火」を消さずに、「火災報知器」のスイッチだけを切っても、「火災報知機」は再び作動するでしょう。 つまり、一時的な「対処療法」ではなく、根本的な原因を取り除かなくては、問題の解決には至らないです。 バイオフィルム化してしまった場合、「洗浄」するしか方法はありません。 | |
大切なのは、わずか数日間(平均4-5日程度)で出来てしまう「バイオフィルム(生物膜)」。これを「作らせない」と言う事に尽きます(煙の段階で消す) | |
これは、十分、運用管理のコツでリスクを大幅に落とすことが可能なのです。 |
例えば「連通管」が下記の図の様に配管されてたとします。 この場合、連通管の「源」は「@&Aの連通口」になります。 | |||||||
(下写真:温泉・温浴施設専用殺菌剤 CALFA SPAC ”カルファ・スパック”) | |||||||
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他にも細かいノウハウはたくさんあるのですが、あまり情報が多いと混乱してしまいがちですので、ここでは上記「3点」のポイントに絞りました。 また、他のお風呂と差別化する為に「日替わり風呂」・「薬湯風呂」として入浴剤等の選定でお悩みならば、私たちは「重曹(炭酸水素ナトリウム)」をお勧めいたします。 | |
「お肌がツルツルになる美肌の湯」として、女性に大変人気なのもそうなのですが、重曹(炭酸水素ナトリウム)であれば、それ自体が水質衛生管理上「手助け」になってくれるからです。どうしても、「薬湯」・「入浴剤」・「コラーゲン」等々を演出上、使用したいと言う事であれば2〜3ヶ月に1度は「洗浄をする意識」が必要になって来ます。 | |
製品の 「技術」「価格」「施工の方法」等に関しまして、お気軽にお電話ください。 一般の方には、弊社の 「洗浄剤」・「殺菌剤」の両方を ご使用いただき、行政の指導に沿った「正しい知識」と「高い衛生意識」をお持ちの 『安全で模範的な施設』 をご紹介出来ます。 | |
●6ヵ月に1度計画的に NAC&SAP(ナックサップ) で「循環洗浄」。(入浴者数が週末だけで数千人と訪れる人気店は3ヶ月に1度。●日頃の殺菌剤としてSPAC(スパック)をご利用いただければ、ほとんどのケースレジオネラ菌は増殖していません。 |
※随時、アップデートして行きます。「お気に入り」に追加して下さい。 | |||||