Colony (コロニー)内部が過密になると、やがて破裂し、バクテリアが一気に放出される。まさにこの瞬間に、水中の殺菌剤濃度が不足(能力低下含む)していた場合、生きているバクテリア(レジオネラ菌など)が放出される訳ですが、この環境下で培養されたバクテリアは塩素に対して(※1)「耐性」をすでに獲得している事が知られています。(※1:後述で詳しくご説明します) これが繰り返し発生すると言う訳です。また、 シスト化されたまま(保護された)分離し、水中を浮遊するケースもあります。この場合、バイオフィルムで自身を守ったまま水中を浮遊するので殺菌剤は全く効果しません。