CALFA NSS SYSTEM (カルファ・エヌエスエス・システム) | |
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「塩ビ配管内」にも付着・堆積するのです。この現象が最も厄介(やっかい)で、パイプの内径を閉塞させ、ポンプの「圧力損失」を招き、膨大な余剰エネルギーを費やす事になります。 それでは、さらに詳しくお話しいたしましょう。 |
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そこへさらに、有機物が付着し、さらに鉱物が混合し、その「層」がどんどん厚くなって「閉塞」と言う悪循環に陥って行きます。ほとんどの施設様の配管は「耐熱塩ビ製」ですが、浴槽は鉱石・タイル・セメント (目地)などが使われている為「強酸溶解洗浄」を行った場合、 「浴槽」 (※石の種類にもよります) や「タイル・目地・ろ過材」自体も溶解させてしまう為、循環系統の「強酸溶解洗浄」も出来ないのです。 |
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これまでパイプ内で「石」のように、カチカチだったスケールは、CALFA NSSの作用でイオン分解され、「砂」のようになります。 |
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FR (吸込口) のカルシウムスケール付着状態にそれぞれ「優劣」が見られる場合 |
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FR (吸込口) というのは、ご存じの通り、「子供や老人」の体が吸いついて離れなくなり、 溺れるような事故防止を目的として小さな浴槽でも、ほとんどのケースで「2つ以上」設置されます。 この複数あるFR (吸込口)の「スケール付着状態に差がある」場合、私たちがよく行うのは、「レンガ」(水よりも重ければ何でも良い)で最も状態の良いFR (吸込口)の穴をあえてふさぐ。(20%〜50%程度)と言うオペレー ションです。 |
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水流(洗浄水)は当然、最も状態の良い、処理能力の高いFR (吸込口)へと流れていきますが、そこをある程度ふさぐと、そこに頼れなくなるので状態の悪いFR (吸込口)に「水圧」と「流量」がかかっていきます。 すると、そのFR (吸込口) を通過する洗浄水の流速が上がって行きますので、局所的、効率的に「不要物」及び「カルシウムスケール」が除去出来ます。 スケール除去に関しましては、洗浄時間が長ければより有効ですので「休館日」を利用して施工されることをお勧めします。 |
排水直後の沈殿したスケール |
排水直後の沈殿したスケール |
CALFA NSS洗浄前の「ろ過器」圧力 緑色のマーキングシールが正常値を示します |
CALFA NSS洗浄後の「ろ過器」圧力 (4日後) 洗浄直後は「ろ過器」にバイオフィルム+スケールが 詰まっているが、日々の逆洗浄で次第に取れて行きます |
塩ビ製のパイプにガッチリ詰まったスケール マンガンが多く含まれている可能性が高い (完全に硬化) |
CALFA NSS洗浄 事前ラボ試験 わずか数分で除去成功 |
泉質は地域によりさまざまで、設備・配管内に付着・堆積物の組成もさまざまです。写真のケースは非常に珍しく、黒色スケールで「マンガン」が多い地域の泉質です。 付着・堆積している物がどんな種の鉱物であったとしても、それを抱きかかえ、鉱物をフォーメーション化 (スケール化) させる発端となるのは温泉施設の場合、全て 「有機物」(ぬめり)です。 つまり有機物(ぬめり)を設備・配管内にいかに発生させない様に「日常のケア」をするか? が最も重要なキーポイントとなります。 |
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除去されたスケールは手で簡単に潰せる程「軟化」していた |
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「洗浄剤」と同時に「推奨殺菌剤」も、ご提案させていただくのは、トータル・ソリューション(全ての解決策)での「ご提案」でなければ施設管理者様にとって「価値が低い」と私たちは考えるからです。 | ||
人間の "「血管」と「コレステロール」の関係" と全く同じで、血管が詰まってから病院に行っても事態はすでに深刻で「長期入院」の可能性、最悪のケース死に至るかもしれません。設備も同じです。数ヶ月に一回の「洗浄」よりも毎日の「殺菌管理」。最も、大切なのは「日常のケア」。この言葉に尽きます。 |
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配管は鉄の強度と内部の異物防止を目的とした 「2重構造の塩ビライニング鋼管」 を使用。 実際の温浴施設では、ほとんど意味がなく内部には大量のスラッジが堆積 | 「ご 注 意」 |
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長期にわたり洗浄をしていなかった設備・配管内には、写真の様な 「大量のスケール・バクテリア」が付着・堆積している可能性があります。 それが配管から一気に除去され、ろ過器を詰まらせ、循環を妨げる可能性もあります。(ろ過器から浴槽までの配管の詰まりは、浴槽底部に排出されます) 洗浄開始から数十分までは循環浴槽の「吐出口」を確認し、仮に吐出してなければ、必要に応じて数回、逆洗浄を実施し、ろ過器に詰まった不要物を出来るだけ排出して下さい。 |
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その後、定期的に洗浄を行っていただければ、そこまでひどくはならないでしょう。 しつこい様ですが「洗浄」の方が重要です。 |
短いスパンでの洗浄作業と「日常のケア」。本当にこの言葉に尽きます。(施設の平均集客人数、水質、環境などにもよりますが、洗浄は行政が一般的に定める指導通り「6ケ月に1度」を推奨致します) | |
※重曹泉(炭酸水素ナトリウム泉)は、比較的「スケール」「スライム」は生成・付着しにくいが 「全くされない」 と言う訳ではございません。 |
製品の「技術」「価格」「施工の方法」等に関しまして、お気軽にお電話ください。 一般の方には、弊社の 「洗浄剤」・「殺菌剤」の両方を ご使用いただき行政の指導に沿った「正しい知識」と「高い衛生意識」をお持ちの 『安全で模範的な施設』 をご紹介出来ます。 | |
●6ヵ月に1度計画的に NAC&SAP(ナックサップ) で「循環洗浄」。(入浴者数が週末だけで数千人と訪れる人気店は3ヶ月に1度。●日頃の殺菌剤としてSPAC(スパック)をご利用いただければ、ほとんどのケースレジオネラ菌は増殖していません。 |
※随時、アップデートして行きます。「お気に入り」に追加して下さい。 | |||||